アスリートが最低限知っておきたい栄養素!


体が正常に機能するために必要不可欠なのが栄養素です。

なかでも特に重要なのが、糖質・脂質・たんぱく質です。

他に、体の調子を整えるビタミン・ミネラルを合わせて5大栄養素といいます。

 

その働きが下記になります。

体を動かすために欠かせないエネルギー源が糖質・脂質・たんぱく質

筋肉、臓器、血液を作るのがたんぱく質

細胞膜や神経組織、ホルモンなどの成分となるのが脂質

体機能を維持し調子を整えたり、免疫力や臓器の新陳代謝を高めるのがビタミン・ミネラル

 

また、体内の有害物質を排出する働きをもつ植物繊維を含めると6大栄養素となります。

他に、栄養はありませんが体の機能を強化する機能性食品もあります。

代表的なのが、抗酸化作用のあるポリフェノール、免疫力を強化するカテキン

代謝促進やエネルギー消費を高めるカプサイシン、疲労物質を抑制・分解するクエン酸

骨粗鬆症を予防するイソフラボンです。

 

アスリートは各栄養素の特徴を理解し、体調管理を徹底して万全の状態で試合に臨もう!

成長期に欠かせない栄養素!

4月21日(土)はお休みします。

宜しくお願いいたします。

 

カルシウムと鉄は成長期に欠かせない栄養素ですが

注意しないと不足しやすいので、積極的にとりましょう。

 

骨を作る栄養素といえばカルシウムです。

カルシウム(乳製品・小魚・海藻・青菜の野菜など)は

ビタミンD(しいたけ・きくらげ・卵黄・ウナギ・ブリ・イワシなど)と一緒にとると吸収率が高まります。

反対に気を付けたいのがインスタント食品やスナック菓子

これらの食品に含まれるリンはカルシウムの吸収を妨げます

 

持久力をつけるには鉄が必要不可欠です。

(レバー・貝類・ひじき・ほうれん草・大豆食品など)は

血液を作る材料のたんぱく質(肉類・魚類・木綿豆腐・納豆・卵など)や

吸収を促すビタミンC(レモン・オレンジ・キウイ・キャベツブロッコリーなど)と一緒にとると効果的です。

反対に気を付けたいのが緑茶やコーヒー

これらに含まれるタンニンは吸収を妨げるので食事中や食後すぐに飲むのは控えよう

 

骨の密度が高い10代のうちに骨を強くしておきたいですね!

 

 

奥側の山にはまだ雪は残っていますが、松川河川敷の桜は咲いていました。

あと2週間咲くのが遅ければ、5月3日(木)上杉まつりの川中島合戦と重なったのになぁ。

疲労回復の三つのカギ!

GWの今月末から米沢上杉まつりが始まります。

詳細は下記画像からどうぞ!

 

運動後の疲労を回復するための三つのカギは

・運動直後の水分と糖分補給

・運動後1時間以内の食事

・十分な睡眠

ハードな練習や試合を長く続けると疲れが溜まってきます。

これは、体内のエネルギー源であるグリコーゲンの消耗と血中のブドウ糖の濃度が下がるためです。

グリコーゲンの回復力は運動直後が一番高いので、運動直後にスポーツドリンクなどで水分と糖分の補給

食事では、炭水化物(ご飯・麺類・パン類・餅など)でエネルギーの補給と

糖質の吸収率をアップさせるビタミンB1(豚肉・緑黄色野菜・牛乳・豆製品など)

にんにく・しょうが・ねぎと一緒にとれば効果が倍増します。

また、クエン酸(梅干し・レモン・キムチなど)も疲労回復に効果的です。

睡眠の2・3時間前はパソコン・スマホ、テレビは見ない

ブルーライトがメラトニン(人間の眠気を誘う物質)を抑制します。

就寝直前に物を食べるのもNG。

・睡眠の質が下がる

・脂肪が増える

・胃腸が活動するので疲労がとれない

 

疲労回復のために試してみて下さい。

食べる事もトレーニング!

県内のインフルエンザも終息に向かっているようですが、置賜地区はまだ警報レベルみたいですね。

学校の新学期が始まり感染の可能性もあるので、手洗いやマスクなどの予防はしっかりしましょう!

 

中学や高校に進学し、運動部に所属する1年生は、練習がハードになり心身ともにきつくなります。

適度な運動後は食も進みますが、高強度の練習後は体も内臓も疲れ、なかなか食べられなくなります。

暑くなってくれば、さらに食べられなくなりがちです。

 

最初は上げられない重いバーベルでも、トレーニングを続けていくうちに上がるようになってきます。

食事も同じで、最初はきついですが、毎日やっていると慣れてきます。

しっかり食べる事が出来る内臓の強い選手は高強度の練習や炎天下の練習でも耐えられます。

逆に、食欲が落ちたり、食べられない選手は体力が持たず、ガス欠になりやすいです。

日頃から、食べる事もトレーニングだと思って、つらい時でも食べる事が大切です。

 

食欲が落ちて食べられない状態は、体も内臓も疲労状態だという身体からのシグナルです。

普段より食べる量が減ったら要注意!心身ともにしっかりケアをしましょう!

自分でケアを十分出来ない場合は、身体のプロにお任せあれ!


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