これから夏本番を迎えるこの季節、実は熱中症がおこりやすい時期なんです。
熱中症対策でよく言われるのが、水分や塩分の補給です。
それ以外に、余り聞き慣れない言葉だと思いますが、暑熱順化があります。
徐々に体を暑さに慣らしていき、熱中症をおこしにくい状態にすることです。
環境省も熱中症予防で暑熱順化を推奨しています。
「やや暑い環境」で「ややきつい」と感じる強度で
毎日30分程度の早足ウォーキングや軽いジョギングを続けます。
2週間ほど継続すると体が暑熱順化します。
体力には個人差があるので、初めから無理をし過ぎないようにして下さい。
今年は外出自粛の影響で、運動不足の人も多いかと思いますが
運動不足解消にもなりますね。
では、運動が出来ない人はどうすればよいか?
実は、入浴でも暑熱順化ができると言われています。
40℃程度の温度のお風呂に10〜15分程度浸かります。
汗をかく事がポイントなので、汗が出るまで浸かってください。
入浴で汗をかくようにして、2週間くらい継続すると暑熱順化できます。
体に負担がかかるようなら入浴時間を短縮してください。
「しょねつじゅんか」で熱中症を予防しましょう!
世界中が新型コロナウイルスで大変な事になっています。
現在、推奨されているのが
「3つの密(密閉・密集・密接)を避ける」
「手洗いの励行」
「マスクの着用」
「不要不急の外出を控える」だと思います。
自分の身体は自分で守る事が一番です。
それが、自分の周りの人を守る事にもなります。
今現在、「免疫力を高める・上げる」とうたっているサプリメントや
特定の食品、グッズなども販売されています。
残念ながら医学的根拠や直接的な効果が実証されている物は存在しません。
何故なら、免疫力を客観的な数字で表すことは出来ず、指標もないからです。
しかし、自分の印象にはなりますが、免疫力を感じる事はできると思います。
例えば、「以前より風邪をひきやすくなった」「ひきにくくなった」などです。
では、風邪をひきやすい状態とは・・・。
それは、免疫力が下がった時ではないでしょうか?
ということは、普段から免疫力を下げない様にする事です。
では、何が免疫力を下げるのか?
1.暴飲暴食(胃腸の負担が増え、腸内環境が崩れる。体重の増加)
2.肉体的・精神的ストレス(自律神経の乱れ)
3.冷え(東洋医学では冷えが免疫力を下げると言われている)
4.不規則な生活(運動不足・睡眠不足など)
などではないでしょうか?
それらを防ぐにはどうすれば良いのか。
咀嚼(一口30回)して消化を良くし、胃腸の負担を減らす。
体の中の免疫細胞の約60%が腸内に存在するため
乳酸菌やビフィズス菌、食物繊維を取って腸内環境を整える。
運動やストレッチで身体を温める。
ゆっくり入浴し、身体を芯から温める。(シャワーのみはNG)
寝る前に深呼吸をする。(楽しい事、嬉しい事を思い浮かべながら10回程度)
ぐっすり睡眠をとる。
よく笑って副交感神経を優位に働かせる。
最終的に免疫力を下げないようにするには
日頃からバランスのよい食事と規則正しい生活をすることに尽きますね。
11月のお休みをアップしました。
パソコンの方は、当院サイトのトップページのNEWS & TOPICSを
スマホの方は、ページ上部の【11月休業予定日】をご覧下さい。
今年も残り2ヶ月余りですね。そして、今年も恒例の物が届きました。
余り部数がありませんので、今年も早い者勝ちという事で何卒ご容赦ください。
宜しくお願いいたします。

患者さんからのお心遣いです。

美味しく頂きました。
本当にありがとうございました。
雨も降らず、毎日暑い日が続きますなぁ。
野菜も高騰しちゃいますね(TT)
全国的に熱中症になる方が増えているようです。
来院されている高校生の同部員の子が部活中に熱中症のため救急車で病院に搬送されたそうです。
そこで、救急車がくるまでの対応は
1.涼しい場所に移動(建物等が近くにない場合は日陰の風通しの良い場所)
ショック状態の場合は足を高くして横にしますが、そうでない場合は本人が楽な姿勢で良いです。
2.衣類を脱がせる(ネクタイやベルトなど身体を締め付けている物を外すだけでも良い)
3.首の両サイド、両脇の下、両脚の付け根を冷やす
4.スポーツドリンクや1リットルの水に塩2グラム加えた食塩水で水分補給(無理矢理飲ませる必要なし)
覚えておくといざという時に役に立ちます。
因みに私は夏の時期は瞬間冷却パッドと飲料水は常に持ち歩いています。
今と30年前の米沢市の7・8月の最高最低気温を調べたのですが
1988年
7月 最高28.7℃ 最低13.3℃
8月 最高33.0℃ 最低16.1℃
2018年
7月 最高36.4℃ 最低17.0℃
8月 最高36.0℃ 最低23.2℃(8月4日現在)
こんだけ違うとスポーツだけではなく一般生活も大変ですね。
患者さんからのお心遣いです。


ありがとうございます。
美味しくいただきました。
5月4日(金)はお休みします。
宜しくお願いいたします。
新緑まぶしい5月。爽やかで過ごしやすい季節だなぁ~!
なんて油断していると・・・。
さて、何に油断するかというと紫外線と湿度です。
5月は真夏並みに紫外線が強く、冬並みに乾燥するんですよ。
だからこそ紫外線対策と保湿ケアが大事です。
肌の老化原因の約80%は紫外線による『光老化』と言われています。
そして、シワやタルミに繋がります。
ゴールデンウィークに入ると外出が増えると思います。
肌老化が一気に加速しないよう、しっかり対策をして外出しましょう。
また、暑さに慣れていない5月。こまめに水分補給をして熱中症対策もしましょう。
ちなみに、私は日焼け対策はせずに外出します。
想像して下さい。
大男が日焼け止めを塗って、日傘をさして歩いている姿を・・・コワイ!ですよね(笑)